真実の探求vs成果
みなさんこんにちは。更新に期間を空けてしまったイカ丸です。
すみません・・・
実は少し遠くまで出かけていまして・・・
今日からはまた再開できます!(また、更新忘れたらすみません・・・)
今日は出かけた話・・・
ではなく、その旅行中に考えたことをまとめたいと思います。
自分は研究者になりたいと思っているのですが、研究するうえで、ある心持が重要なのではないかと思ったわけです。
それは簡単な話で、誰が聞いても当たり前だと思うことなんですが、
それは・・・
「科学は真実を追い求めるもの」
という考えです。
は?当たり前じゃん。って思われましたよね?
でも、この気持ちって意外と持ち続けることって難しいのかなって思ったりします。
なぜかというと、最近の研究業界では、いかに成果の出る研究をするかに注目されている気がするからです。
研究を続けていくにはそれなりの成果を出し続けなければなりません。
そのために、データ改ざんというような不正問題が浮上するわけです。
真実を求めるためには成果を伴わなければならない、という状況にあるため、なかなか革新的な結果が登場してこないような気がしてならないのです。
さらには、研究に寄付される補助金が減っていることも問題だと思います。
補助金は減らすが、成果は上げろ・・・
そんなこと言われても現実的には難しいわけです。
それにどんなに優秀な人材がいたとしても、研究者として続けていけない問題は他にもあるわけです。
研究もブラックな仕事だということは、世間はほとんど知らないわけです。
好きなことしてるんだから、と言われたとしても生活していくにはやはりそれなりの報酬というものが必要なわけです。
ブラックだとしても、研究を続けたいという人が多いのは、最初に掲げた「真実」を求めたいというものが原動力なわけです。
しかし、現実的な様々な問題が重なり、研究者として生きていくことが難しいわけです。
自分はそんな中で生きていけるのか・・・
しかし、今後研究者として生きていくうえで、忘れてはいけない重要なことなんだと感じました。
今日はこの辺で。ではでは。