みなさんこんにちは。院進学のことをふと思い出したイカ丸です。
大学院に進学する人の目的は様々あると思います
研究者になりたい人、もう少しだけ研究したい人、就職したくない人、なんとなくな人・・・ etc.
大学院には修士と博士の2つの過程があります。修士課程は2年、その後の博士課程は3年
それぞれ修了するには修士論文、博士論文を提出しなくてはなりません
修士が終われば、就職または博士課程への進学があるわけですが、最近は修士への進学率は高くなっているそうですが、博士課程への進学率は減少しているらしいです
博士って聞くとイメージ的に頭がよく、専門性に優れているといい部分が非常に目立ちます
昔の研究者のイメージはそんなかっこいいイメージでしたが、最近では不正や研究費削減などの影響から研究者に対するイメージが変わってきています
しかも、博士課程も学生の身、学振と呼ばれる研究費と補助金がもらえる制度(もらえる人はもちろん限られる)に受からないと、学部卒の就職した人が仕事に慣れ、大きな仕事を任せてもらえてるかどうかの時期に、安定した収入がありません
そんな苦労を乗り越え、晴れて博士になった!
これで収入のない日々とはお別れだ!とはならないのが現実です
博士を取ったのに研究者としてお金がもらえない存在になることもあるわけです
20代後半で、収入のない博士・・・
そんな現実が待っているわけです
同級生は仕事をしていて結婚もして子供もいる
それなのに自分は・・・
なんてことが現実に起こるかもしれないわけです
それでも研究者になりたい、努力できると思う人がすばらしい研究者になれるのかもしれません
今回したかった話はこれではなく(笑)
「修士課程に進学する人が増えている」ということについて話をしたいんです(笑)
自分は研究者になりたいがために進学しています
自然な選択でした
しかし、修士課程の人の大半がそうではないと思います
自分の周りにもそういう人が多いです
修士になれば、もちろん学部生のときよりもレベルの高い研究が求められます(それでも、研究のレベルとしてはまだまだだと思いますが(笑))
個人的な考えとしては、研究するならいい研究を求めた方が楽しいと思うんですが、そういう人の方が少ないのか、修了できればいいやなんて考えの人もいるみたいですね(笑)
なら院に進学しなかった方が、就職してお金を稼げるし、修士卒よりも早く仕事に慣れるので、そっちの方がよかったのでは?と思ってしまいます
学部時代に遊びまくってた人が、就職したくなくて院進学を選ぶ人も少なからずいるらしいですね(笑)
なぜわざわざ苦労する道を(笑)
それなら就職してある程度仕事して休みの日に遊んだりした方がいいだろうに(笑)
なので、後輩が院進学するって言ってきたら、本当に院に進学する必要があるのか考えてほしいですね~
目的があるならいいと思うんですが・・・
個人的にはさっさと就職した方がいい気がします(笑)
まあ、もちろん自分には止める力はないので、自由にしてもらったらいいんですけどね(笑)
それともう1つあって、院進学する際に学部生のときとは違う院に進みたいって思ったら、普通はホームページ見たり、教授や准教授に話を聞きに行きますよね?
でも個人的におすすめというか、絶対会った方がいい人たちがいます
それが、その研究室に在籍している先輩たちです
なぜか?
答えは簡単です
実際に作業して研究室の良し悪しを知っている人たちだからです
そこの先生ではなぜダメなのか?
これも答えは簡単です
学生の立場に立って物事を考えられる人なんてほとんどいないからです
これは別に先生が悪いわけではないですし、自分が先生を否定しているわけではありません
忙しい人が他人の考えや気持ちを考慮しながら面倒を見て、自分のこともやらなければならない・・・
そんな状況下で毎年代わる代わる入ってくる学生を見ることには限界が生じるはずです
もちろん中には学生のことを考えて色々と面倒を見てくださる人もいるでしょう
しかし、残念ながら現実的にそんな人は少ないわけです
なので、その研究室で実際に作業をして、後輩の面倒を見ているであろう修士以上の人に話を聞くべきなのです
研究室のイメージダウンにつながってしまう悪い部分や言いにくいことも教えてくれるでしょう
そのうえで、自分はどうしたいのかを決めてほしいものです
これは一個人の考えですので、参考程度にしてください(笑)
今日はこの辺で。ではでは。